【投資家が教える】投資信託で大損しているときの重要ポイント

      2016/11/18

投資信託を買ったものの「大損」した、というケースは当然起こります。ひょっとして、あなたも損してしまっていないでしょうか?

そして、そんなときは「早く売って安心したい」という心理に陥ってしまいがちですが、はたしてそれがベストなのでしょうか?

焦らないでください。はじめは「少し余裕が出たから資産運用をしよう」「お金を増やしたい」と、ポジティブな気持ちで買った投資信託。

そんな気持ちを忘れずに、そして、「売るか」「売らないか」ベストな選択をするお手伝いをさせていただきます。

大損しているなら、まず「冷静に」

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投資信託は安全な商品だといったとしても、大損をしているあなたには響かないかもしれません。しかし、安心してください。事実です。

それは「分散投資」されている金融商品だからです。もっと噛み砕いていうならば「価値がゼロ」になったり「紙切れ」になりません。

これが株式であれば、経営悪化で会社がスッテンと転べばおしまいです。紙切れになってしまいます。

しかし、投資信託はさまざま場所に分散投資されている商品です! そこが投資信託の最大のメリットでしょう。ですから、冷静になることが大切です。感情論で行えば、あなたはさらに悪い方向に向かってしまうでしょう。

大損しているときの心得

  • 冷静になる。投資判断は感情論ではない。
  • 投資信託が「紙切れ」になることはまずないと知る。

投資信託は「長い目」で見ることが重要

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「人生、山あり谷あり」という言葉があります。今までの人生を振り返って「山ばっかり」や「谷ばっかり」なんて方はいないでしょう。

しかし、投資信託には同じことを求めている方がどんなに多いことか! 投資信託は経済です。経済は生き物です。「調子のよいときも悪い時もある。絶不調のときもある」と腰を据えられない方は、もう一度その基本原則に立ち返ってみましょう。

そして、付け加えるなら「経済は長期的には成長する」とみられている、その基本原則に立ち返ってみましょう。安易に「不安だから売る」のは賢明な投資家がすべきことではありません。

その投資信託を持ち続けると?

あなたは「長期的には経済は成長して、投資信託も値上がりする」という可能性を考えたことはあるでしょうか。例えば、日本の株価は過去からどのように推移しているかおわかりでしょうか?

なんと、「日本の株価は過去130年間で8000倍になった」のです! 時間というものは凄いですね。長期投資をオススメする理由はここにあります。

この先もまったく同じように経済成長する保証はありません。しかし、少しずつ成長していくことは間違いないとみられている、これが事実です。長いスパンではあなたが投資信託を持ち続ける価値はあるといえませんか?

ダメな投資家は「目先の利益」ばかり考え、「高値で買って」「安値で売って」大損しているのです。あなたはその反対を行かなければなりません。「世界中に分散した投資信託」を「超長期で保有」すれば、あなたは高確率で利益を上げられるでしょう。

「損切りが大切」というけれど・・・

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投資をされている方であれば「損切り」という言葉をご存知なのではないでしょうか?

損切りとは「損失が出ている商品を見切り売りすること」です。つまりあなたが「損をしている投資信託を売ってしまいたい」というのも「損切り」になります。

投資信託の損切りは慎重に

投資信託では株式のように簡単に損切りしないほうがよいでしょう。

まず、「投資信託は簡単に売り買いする性質の商品ではない」ということです。投資信託は株式とは違い、「購入時手数料」が発生します。投資信託よって異なりますが「購入金額の0~3%」ほどのコストとなってくるでしょう。

これは、安いコストではありません。その投資信託を売って、新たな投資信託を買い付けるとき、また大きなコストが発生してしまうでしょう。「短期売買を行いたいのであれば個別株」「長期投資のために投資信託を行っている」という意識を強く持ちましょう。

ただし例外もあり!

  • レバレッジの効いている商品は、損失の許容ラインで売りましょう。
  • 値動きが激しい商品も同様です。
  • 信託報酬などのコストが高すぎる商品は、コストに見合っていなければ売りましょう。
  • 広く分散投資されている商品を持たない場合は、そのような他商品を検討してもよいでしょう。

上記のように、売却したほうがよいケースもあります。損している投資信託を売るか売らないかの判断は「長期的な保有に耐えられる商品か」をみる必要があります。

耐えられないと判断したら、売ったほうが賢明でしょう。なぜなら「大損していても投資信託を売らない」のは「値を上げるまで持ち続ける」ということとセットだからです。

もし投資信託を「乗り換える」ならこれ!

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上記のように、保有している投資信託を売却したほうが良いケースもあります。しかし、勘違いしてはならないことがあります。

それは「大損しているから」売るのではないということです。投資信託には根本的にオススメできるものとできないものがあります。ですから、投資信託を乗り換えるのです。

もし、「大損しているから」という理由だけで投資信託を乗り換えるならば、きっと一時的な損失でまた売ってしまうでしょう。優れた投資信託を買ったら、それをコツコツ買い続ける、それが成功の道です。

インデックスファンドが一番!

投資信託の中で、長期投資にお勧めできるのは「インデックスファンド」と呼ばれるものです。

インデックスファンドとは、市場平均(ベンチマーク)と同じような動きをする運用を目指すファンドです。ここで言う市場平均とは「日経平均株価」「TOPIX」など、いわゆる株価指数です。

インデックスファンドの多くは(日本株式、日本債券、外国株式、外国債券)など様々な投資先を商品化しているので、自分のニーズに合わせた投資をしやすいです。また、購入時手数料が無料運用管理費用が比較的安い資金流入があるので規模が大きくなっているなど、積み立て投資の条件に適しています。

引用元:http://www.toushikiso.com/tousin/indexfund.html

上記の引用文にあるように、市場平均の指数に連動することを目指して運用されている投資信託のことをインデックスファンドといいます。

イチオシの理由として、完璧に分散投資されていることと、手数料などのコストが安いためムリなく長期保有できることです。インデックスファンドならば、世界中に小額から低コストで運用でき、長く付き合う投資信託にぴったりといえます。

まとめ

投資信託で大損してしまった方には、上記の方法はきっと参考になると思います。投資信託は、すぐに結果が出るものではありませんがしっかり勉強すれば成果が出る分野です。

その勉強は「ちょっとしたコツ」を知るだけでいいのも、投資信託の良いところでしょう。猛勉強は必要ありません。投資信託の「ホント」を知って、焦らず正しい運用をしていきましょう!

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