2016年の世界経済考察

   

今年の世界経済についての考え

いろいろ考えてみると、今年は投資家のみなさんで自分の考えをもたないで投資をする方にとっては受難の年になりそうです。今までは初心者でも買っておけばそこそこの成績は残していると思いますが、今年はそうではありません。

今回はその辺を解説をしていきましょう。

ただ、このサイトでは執筆回数が極端に減っていますので説明不足や難しい点が多々でることはご承知のうえ読み進めてください。

時代が変わった?

今年と去年では国際経済は変わっています。

ある意味当然でもあり、ある意味本当なのか、と様々な感想を持つでしょう。

でも、去年、おととしは日本人の投資家にとっては本当にハッピーな時代であったと思いますが、今年は受難の年になると思います。

世界経済を相手に投資をしている方には想定通りのマーケット環境になると思います。

 

円高政策に転換した日本

ここでの執筆回数が減ったので私は言ったことや書いたことを綺麗さっぱり忘れるという天才的な才能な持ち主ですので、何を書いたかも覚えていません。

 

しかし、覚えていることは、去年の秋に安倍さんがGDP600兆円を目標とする戦略を立ち上げたのは記憶に新しいことだと思います。

私は今でも、そんな絵空事実現できるかわからないというよりも、不可能と思っていますが、とにかく国家戦略なので日本のことに疎い外国人はこのことは信じますよね。

 

つまり、古の昔に魏志倭人伝に記されたように日出づる国日本より・・・と、聖徳太子の授業で習った言葉を安倍さんは想起してこういうことをいうのでしょうが、10年前ほどから中国人には日出る中国、沈みゆく日本と揶揄されていたのはここでも書いたのでしょうが、聖徳太子の治世から何年たってもそれほど歴史を振り返ると大した大きな発展というのはないですよね。あるのは、多少、中国との貿易で発展した程度で目に見えるような大きな発展はなかったのです。それは、江戸時代まで続きようやく明治維新になって日出る日本になったのですけどね。

 

とにかくそんな話はどうでもよく、GDP600兆円など今の政策では到底達成は不可能なのです。簡単な話、野田さんが自民党総裁選に出馬して「いくら出生率を政府があげろと言っても女性は本当に未来が安心だと思わなければ出産などしようと思わない」という言葉に代表されるようにちっとも日本人は将来に対して安心などしていないと思うのです。つまり、将来も豊かに暮らせるという実感がわかない限り、いくら数字を強調しても無駄と個人的には思っています。

 

ところが日本に住んだこともないような外国人にとってはアベが日本をもっと成長させるなら円高だよね、と言って円安のポジションから円高のポジションにド転してしまったのが今回の真相です、あくまでも推測ですけど。

 

日本は円高政策だが、アメリカは?

これも、他ではいっぱい書いているのですが、アメリカは強いドルなど望んでいません。先日、中国でG20が開催されましたが、その際にアメリカの財務長官ははっきりと「通貨安競争に歯止めがかかったことは大変いいことだ」とコメントをしました。

 

このことは何を意味するといえば、先ずこの財務長官という立場は通貨マフィアの立場になります。この変動為替相場に移行をしてから激変する為替市場に対して各国の政策協調を行うために少なくても各国の代表がホットラインを持っています。

このホットラインを持つ方々のことを為替相場に決定的な権限をもつ通貨マフィアといいます。

日本では財務事務次官がそのポストに当たります。

 

つまり、今までアメリカは世界経済にさきがけ利上げをしてしまったので、ドル高であったことは想像に難くはないと思いますが、しかし、FRBイエレン議長が何度もドルが高すぎるという口先介入を実施した時点でドル高に懸念を持っているということは簡単に推察できます。

また、実際にアメリカに不景気論が出始める根拠はやはり、製造業の特に輸出産業の減退がやり玉にあがります。シェールが不景気だという声も聞こえますが実際に一番アメリカの景況感を引っ張るのは製造業でありGDPの15パーセントをも占めますので当たり前の話です。

参考までにシェールはそれほどまでに影響はありませんし、むしろドル高のおかげでコストカットや割安な価格での輸出で今後また攻勢をかけるでしょう。

 

つまり、G20での発言やイエレン議長の発言で確認できることは今後、アメリカはドル安に移行する政策をとってくるということに他なりません。

 

つまり、円安時代の終焉、ドル安時代の再びの到来ということになります。

 

2016年はハイパー円高の年になると思う?!

実は、ここでも数回触れていますが、円は過剰に売られてきました。去年1年間はドルに対して最大で15パーセントも売られていました。

このとがめが来ると、円高は95円前後まで推定で進みます。

そう、今年は理論上、95円まで行ったら日経平均はどこまで下がるのでしょうかね?

たぶん、12000円は軽く割ってくるでしょう。理論上。

しかし、一方でドル安なのであればアメリカ株式は再び新高値を更新してゴールドや原油も再び高値を更新する可能性も高いのです。

 

また、悪いマスコミはアメリカ経済がリセッション入りすると騒いでいますが、そんなことはありえません。悪いのは労働市場のみ、とFRBも認めていますし、年内に利上げが3回ある4回あると騒ぐマスコミも、私が去年から言う、今年の利上げは年末の1回だけだよ、という意味がようやく理解できてきたかな、と思うのです。

なぜなら、FRBがこの3月に利上げなんてありえませんし、そういうことを言うほうがあまりいいたくはありませんがバカなのです。FRBは言外に年内なら年末に行う可能性があると言っているからです。

アメリカの株はこれから新値更新になると思いますので日本の株よりはアメリカを買ったほうがいいと思います。

日本が本格的なリセッション入りですね。

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