通貨選択型の通貨をどのように選べばよいか

   

投資信託には通貨選択型といって投資先の資産とは違う通貨に投資が可能になった物が有ります。

その仕組みですが、投資信託の資産を担保に融資を受けて、その資金で別の通貨を買って、別の通貨の短期債に投資をします。

例えば米ハイ・イールド債に投資をする投資信託の通貨選択型で、ブラジルの通貨レアルを選択した場合、ハイ・イールド債を担保に米ドルを短期で銀行から借ります。

そして借りた資金でレアルを買ってレアル建ての短期債に投資をします。

この時銀行から借りた米ドルの金利が1%だとして、レアル建ての債券の金利が5%だとすると金利差の4%が利益になるというわけです。

当然米ドルとレアルは変動しますから、4%程度では為替差損でマイナスになるかもしれません。実際通貨の選択ミスで為替差損でマイナスになっている人が多いです。

それで通貨選択型で通貨を選択するときは高金利の通貨ではなく強い通貨を選択することです。例えの場合は米ドルより強い通貨です。
金利差が小さくても為替差損でマイナスになるよりはいいです。

それで米ドルよりも強い通貨が無ければ、通貨選択型を選ばずに普通の投資信託で購入することです。

通貨選択型は高分配を目指して金利の高い通貨を選べるようにしてありますが、
為替差損になれば高分配でも中身は元本の取り崩しと本当の分配金じゃないことになってしまいますから、通貨選択型を選ぶ場合は、過去の実績よりも今現在の通貨の動向を見極めて通貨の選択を決めることです。

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