これからの日本円為替の行方と海外投資信託

   

リーマンショック前は、円キャリー取引と言って海外資産投資が大ブームでした。
今後もまた、このような円キャリー取引が活発になってくると思います。

円安はだいぶ続く

2012年12月発足の安倍内閣で実行されたアベノミクス。
それと追随して行われた黒田日銀の量的金融緩和の異次元緩和。
この2つの金融政策の根幹は、日本の財政の懸念にあります。

2014年末の行われた衆議院選挙直後にまたもや日本国債が格下げをされました。
おそらく、今後も日本の財政がよくならないことには日本の国債の格下げは随時行われることになると思います。

このような、二大政策は基本的には日本の国家財政が危機的なレベルにあることになります。

今現在も円安がドル円相場だけではなく、各国通貨に対しても続いているのは根本的には日本の財政がもうあと、10年もすれば破たんするというシナリオからきています。

しかも、アベノミクスと日銀の異次元緩和で金利はゼロになっています。
この状況はリーマンショックで覆ったとはいえ、また、リーマン前に戻っただけの話になります。

つまり、国内は金融緩和でお金が飽和状態ですが家計も冷え込み、設備投資の需要もないから資金は海外に向かう状態になっています。

日本国内の投資家は国内では株式市場は上がり目がないし、金利は上がる気配すらも感じないと考えリーマン前は海外のアメリカ、オセアニア等の高金利通貨を目指して円を売って、海外資産を買うというキャリー取引をしました。

■現在は日経平均が上昇しているのでそれほどでもないが・・

現在はリーマンショック前と違い、日経はそれほど軟調ではありませんから言語リスクや為替リスクを負ってまでも海外投資を考える人はあまりいないというような状況です。

しかし、2015年の6月以降はアメリカの金利が上昇する可能性がたぶんに秘めていますのでその後は、一度、株式市場は一度押し目を作って再上昇をする可能性がアメリカ株は非常に高いので、一気にキャリー取引の需要が高まることでしょう。

もちろん、投資信託もその俎上にあり、海外の投資信託がまた爆発的に売れることでしょう。

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