毎月分配型投資信託と再投資型の違い

   

毎月分配型は単利運用で、再投資型は複利運用です

単利と複利のページでも書きましたが、
手持ちの100万円をより早く106万円にするためには、
投資で得た儲けを次なる投資につぎ込むワザを使います。

これを複利運用って言いますが、
投信で大きくお金を増やすには
複利運用っていうワザが絶対不可欠です。

で、

投資信託には、
「複利運用する投資信託」
「単利運用する投資信託」があります。

私の結論は、
長期世界投資するなら単利運用の投資信託は購入するな!

ってことなんですが、実は世の中の多くの人は
単利運用の投資信託を買ってます。

たぶん中身を知らずにネット証券のホームページで
「オススメの投資信託はコレだ!」的なものを目にして、
「とりあえず人気そうだからコレ買ってみよう!」
ってノリで買ってしまった可能性があるんですが、これは間違いです。

投資信託の世界では、
「毎月分配型の投資信託」っていうのが結構ハヤってて、
ネット証券や郵便局などが猛アピールしてきます。

毎月分配型は、その投資信託を購入している人に、
毎月お小遣いみたいな形でお金を振り込んでくれるタイプの投信です。

毎月5000円がもらえたら嬉しい
って思うかもしれませんが、
これはまさに単利運用のことで、
早く100万円を106万にしたい人はやっちゃいけない方法です。

そもそも何で毎月5000円などのお金を振り込んでくれるのか?
ってことですが、実は投資運用会社が皆から預かってる資産を切り崩して
皆に分け与えてるんです。

資産を切り崩すと、運用会社の資産総額が減ります。
そうすると、投資効果が弱まります。

たとえば、
運用会社に1億円の資産が集まってる状態で、
その運用会社が年5%の儲けを叩き出すとしたら、
1年後に500万円増えて1億500万の資産になるはずです。

一方、1億あるのに、毎月分配型で投資家の皆に総計1000万配らないといけないから1億の中から1000万を工面しなきゃいけません!

すると、残りの9000万で運用しなくちゃいけなくて、
年5%の儲けを叩き出しても450万しか増えず、
全資産は9450万にしかなりません。

”複利運用だと500万の儲け”に対して
”単利運用だと450万の儲け”
ってことです。

これは年数を重ねるごとにその差が大きくなってきます
1年目は50万の差で済んでるけど、
10年後は何百万の差になってくるワケです。

投資で得た儲けを自分のお小遣いとして毎月もらうのか?(毎月分配型)
得た利益をさらなる投資につぎ込むのか?(再投資型)

それは人それぞれですが、
より早くお金を大きく増やしたいと思ってる人は、
再投資型をやってください。

特に若い方は今のうちから複利運用でやっていくと、
老後は知らぬ間に大金持ちになってるって確率が高いです。

で、実は
3000近くある投資信託の中で、
多くが毎月分配型の単利運用です。

単利運用の毎月分配型を購入対象から外すだけでも、かなり絞れてきます

ちなみに、
ネット証券で売れてる投資信託の上位ランキングでは
毎月分配型の投信が占拠してることが多い
です。

本当に良い投信だから皆が買うのでしょうか?
私は違うと思います。

投資信託販売業者がこぞって、毎月分配型を押してくるからです。

「毎月小遣い(分配金)がもらえます!」という決めセリフに誘導させられ、
私たちも「毎月分配型ってなんか良さげだ!」と思ってしまいます。

私から言わせると、
その業者の口車に乗せられて買ってしまう人は
単利と複利のことを知らないか、
あるいは「毎月分配型=単利運用」
ということに気付かされていないだけです。

絶対的に毎月分配型は良くないとは言いません。
人それぞれの運用方針があるので、
その人のニーズに毎月分配型の投資信託が合うなら、いいと思います。

でも
長期で資産を大きく築いていきたい!
と思う人に毎月分配型の投資信託が向いていない
ことは真実なのです。

長期分散投資で複利運用をしている有名投信
1 マネックス資産設計ファンド 育成型 ← 1番人気の投信
2 SBI資産設計オープン(資産成長型)← 2番人気の投信
3 セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド

1と2の投信は全国で出回っている投信の中でも
屈指のおすすめ優良投資信託なので、
どれを買えばよいかわからない人は
マネックス証券SBI証券の口座を作ってそれぞれ買うことをおすすめします。

できれば毎月積立が理想です。

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