投資信託の選び方 長期で成功するために確認すべき10の重要ポイント

      2016/03/29

どうやって投資信託を選べばいいかわからなくなった時に見るページです。

投資信託にはいろいろな選び方があります。
ここではその中でも知っておくべき重要なポイントに絞って紹介します。

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何に投資している投資信託なのか?を理解しよう!

投資信託っていうのは、
私たち投資家が投資運用会社にお金を託して運用してもらうものです。

一方の運用会社は、運用会社ごとに投資対象を決めてます。

「ウチは投資家から預かった資産の半分で日本株を買って、残りはアメリカの株や中国の株、あとは外国の債券を買うゾ!」

って感じで、
投資信託ごとに投資するものが違います!!

このことを知らない投資家もたくさんいらっしゃると思いますが、
これは私たち自身で必ず理解していてほしいところです。

私らがお金を預けてる運用会社は、果たして何に投資してるのか?

それを知らずに投資信託を買っちゃダメ!
ってことをまず言いたいです。

たとえば、ジャイアン運用会社ってのがあったとして、
あなたはジャイアン運用会社が”有名だから”って理由で買ったとします。

でも、もしこのジャイアン運用会社が、
皆から預かったお金で、カラオケ用のマイクをたくさん買っていたらどうですか?

「お前何俺たちのお金でそんなの買ってんだ!!怒」
って、間違いなくジャイアンに殴りにかかると思うんです。

でも、現実の投資信託の世界ではほとんどの人が
何に投資してる投資信託か?
を理解してないと思います。

皆さんの周りで投資信託を持ってる人がいたら聞いてみてください

「その投資信託って何に投資してるやつ??」と。

答えられる人はそれなりに投資に詳しい人です。

何に投資している投資信託かを理解することはもちろんですが、
さらに、
「どのくらいの比率でそれぞれ投資しているかも理解しておく」ことが大事です。

投資信託の運用会社は1つのものだけに投資してるわけじゃないです。
「日本株と外国株と日本債券と新興国の株、不動産へ投資!」と言ったように、
いろ~んなものに投資してます。

このうちの日本株に30%投資してるのか?50%投資してるか?などを知っておくのもめちゃくちゃ大事です。

世界に投資している投資信託を選ぶ

投資信託で着実にコツコツ資産を増やしていきたいなら、
日本だけに投資している投資信託ではなく、
日本を含めた世界にも投資している投信を選ぶべきです。

日本だけに投資すると、
なにかのきっかけで日本市場が暴落した時に、
投資信託もその影響をモロに受けて、
投資金が大幅に減る確率が高いです。

世界に投資してれば、日本が大暴落しても、
他の国が持ちこたえることによって、投資金の大幅減を避けられます。

この考えこそが、世界分散投資です。

数ある投資信託の中から世界分散投資しているものを探すワケです。

世界に分散投資している投資信託の特徴は・・・
大崩れしないことが一番の強みとしてあります。

人気投信ランキング上位の投信は優良投信ではない!

投資信託の世界ではいいものがたくさん売れるとは限らない

皆さんは世の中に売られているもので売り上げが大きいものが良いものであり、
売り上げが良くない商品は悪い商品だと決めつけている人もいるでしょう。

しかし世の中の常識として良いものが売れるとは限らないです。

物を売ろうとする側の企業としては
そのものが性能が良いかどうかは関係なく、
利益が取れる商品を真っ先に売ろうします。

その商品の性能が悪いとしても
利益率が良い商品であるならば
それをたくさん売るほうが方が企業は潤うわけです。

投資信託販売の世界でも同じことが当てはまります。
例えば、
年間を通しての運用パフォーマンスが低い投資信託の方が運用成績の良いものよりも数多く売れていると言うケースはよくあります。

普通に考えれば自分の資産をより増やしてくれる投資信託を買うのが普通なのですが、なぜあまり儲けさせてくれない投資信託の方が売り上げが大きいのでしょうか?

それは投信を販売する営業マンが手数料稼ぎ目的であまり良くないと思われるファンドでもバンバン投資家たちに売り込みをかけるからです。

何も知らない投資家にいかに手数料が高くつく投信を買ってもらうかということを徹底的にリサーチ、マーケティングをし、徹底的に売り込むわけです。

つまり投信販売側の利益と私たち投資家の利益は相反する関係にあるのです。

販売側が儲かるということは私たちがその分損をするということと同じ意味です。

ですのでいちばんやってはいけない事は
営業マンの口車に乗せられて二つ返事で購入を決めてしまうことなのです。

郵便局に行き、
私「すいません!なんかおすすめの投資信託はありますか?」
店員「この投信はよく売れてますしおすすめですよ~!」
私「じゃあそれ買います~~!」

このような流れで買ってしまう投信は
良くない投資信託の代表例です。

投資信託手数料はノーロ-ドが良いに決まってる!

投資信託の手数料は3つあります。

①販売手数料
②信託報酬
③信託財産留保額

①の販売手数料は無料のを選びます。

無料なんてあるの?って感じですが、
投資信託の世界では今や無料は当たり前です。

むしろ販売手数料を取る投資信託は悪だ!ってイメージさえあります。

販売手数料が無料の投資信託を「ノーロード」って言います。

ノーロードって言葉はどうでもいいですが、
他でノーロードって言葉が出てきた時は
「あ~販売手数料が無料ってことね」って理解すればいいです。

②の信託報酬は、できるかぎり安いほうがいいです。

信託報酬は私たちが投資信託を持ってる間、毎日かかってくる手数料です。
信託報酬は3つの投資信託の手数料のうち、最も厄介な手数料です。

目安として・・・

信託報酬は”年1%未満”を選ぶようにします。

信託報酬2%なんてやつもあるんですが、
これはジャイアンがのび太から不当にお金をせびっているイメージです。

運用会社の実績がいいから信託報酬も高いんじゃ?
って思うかもしれませんが、あまり関係がないようです。

どんな優秀な運用会社でも世界的な不況になれば大損をします。
それでも年2%の手数料をブン取っていきます。

ジャイアン運用会社って投資信託に100万預けて、運用が失敗したとします。
その結果100万が90万になりました。
さらに信託報酬で2%取られるから手持ちは88万になります。

「損してるのに手数料とるなよ・・・」
って感じですが、容赦なく取っていきます。
ひどいですね。

信託報酬の高さと運用会社の実力はあまり関係ないので、
できるだけ信託報酬が安いところを選ぶ!

投資信託でお金を増やしていくために、
私たちは長期間お金を預けることを想定してます。

長期間とは10年とか20年とかのレベルです。

信託報酬1%と2%では20年後の資産に大きな差がでてきます。

分配金、配当金等の利回り配当の大きいもの

分配金や配当金の高いものはみなさんもちろん買いたいですよね。
当然、それも選択肢の一つかと思います。

投資信託の一覧には高配当、高利回りの順にランキングをされているものが多数あります。
それだけみなさん高配当、高利回りの投資信託、ファンドをお探しのことだと思います。

しかし、考えて戴きたいのは、その配当、分配金等は過去のものであってこれからもそれが保証される理由はどこにもないということです。

ただし、高配当、分配金を謳っているファンドでも実は出資金の一部を取り崩して配当、分配金に当てている可能性も否定はできません。

ですから、高配当、高利回りに目が眩まないようにしましょう。

純資産総額の大きいものを選ぶ

お金がたくさん集まっている投資信託を買おう

投資信託は全部で3000種類くらいあります。
その各銘柄はすべて、私たち投資家からお金を預かって、プロが運用してます。

要するに、
私たち投資家からお金が集まらないと
その投資信託銘柄は潰れちゃうんですよ・・・

3000もあると、そのうちいくつかは投資家からお金を集められなくて潰れることが実際にあります。

もちろんそういう投資信託は
絶対買わないようにすることが重要ですが、
「潰れるかどうか事前にわかるの?」
って感じですね。

潰れそうかどうかを判定するものがあります。

それが・・・
純資産残高の数字です。

純資産残高っていうのは単純に、
運用会社が投資家から集めたお金の総額です。

お金が沢山集まっている投資信託は
それだけ皆に支持されているという目安になります。

純資産残高が少ない投資信託は、
募集してから間もないこともありますが、
どっちにしろ購入したいとは私は思わないのです。

そして、さらに大事なことは・・・
純資産残高の推移をみること!!

昔に比べて、今は減り傾向なのか?増加傾向なのか?
それをしっかり把握したうえで投資信託を買いましょう!

たとえば、
純資産残高が多くても今現在残高が減少傾向にある投資信託は要注意ってこと。

長期分散世界投資でやっていきたいなら、
純資産残高が年を追うごとに増加傾向にあるものを選ぶことが大事です。

純資産総額が大きければ大丈夫というものでもない

純資産総額が大きいものは相場の原則としては儲かり易いといえます。
マーケットでは、基本的に勝つ人間というのは得てして資金総額が大きい人のほうが圧倒的に多いです。

現代の資本主義社会が格差社会のように、マーケットこそ最大の格差社会になります。
すなわち、アメリカがなぜ、資本主義を拡大するのか?といえば簡単です。
マーケット、すなわち世界の景気が拡大していけばいくほど、一番経済力があるアメリカが一番肥えるということはアメリカ自身が一番よくわかっているからです。

すなわち、ファンドという国でも資金総額がおおきければ、大きいほど儲かり易くなります。

でも船頭、すなわち、ファンドマネージャーが無能だとどうしようもないファンドになります

大きいファンドのマネージャーは得てしてそういった傾向もありますのでご注意ください。

ファンドの種類で選ぶ

ファンドには株式、債券、不動産等の種類もありますし、また、国のように、日本、アメリカ、東アジア等、また、業種別にITやヘルスケア等いろいろな種類のファンドがあります。
初心者は自分がよくわかっている分野のファンドを選ぶといいと思います。

償還期限が無期限の投資信託を選ぶ

償還期限とは・・・
買ってからずーっと持ってたいのに、投資信託の会社の方で
「今年の6月で終わりだから投資金も返すね~」ってやつです。

長期投資をやる人からすると、
これはめちゃくちゃ困るワケです。

長期投資なんだから5年10年~30年保有してたいのに、
3年しか持てないなんていうのは最悪です。

長期投資派はこういうのは絶対!購入すべきではないです。

どの投資信託も絶対償還期限が長いほうがいい!
なんて言ってないですよ!
償還期限の長さは投資信託の種類によります。

そんなに長く持つ必要のないものだったら、
償還期限が短くてもいいじゃないですか。

たとえば経済成長が急上昇している国の株を組み入れている投資信託は、長い間保有してるとバブル崩壊で暴落する可能性があるから、長期保有には向いていない。

その場合は償還期限は短くてもなんら問題ないんですね。

長期分散世界投資では
償還期限の短さがアダとなるので、
必ず無期限のものを買うようにしてください。

投資信託の運用実績を絶対的に頼りにしてはいけない

投資信託は3000種類近くありますが、
それぞれの投資信託が独自のやり方で資産運用してるので、当然それぞれの実績があります。

で、投資信託初心者の方は
購入前に過去の投資信託運用実績を知りたいと思うはずです。

例えば
「去年1年間の運用実績は+10%か~、この投信いいな!」
って感じで。

でも、この運用実績は絶対的にアテにしていいものじゃないです。

どんなに優秀な投信運用の人を擁する投資信託でも、世界的に不況であればプラスに持っていくことは至難のワザです。

2009年のリーマンショックのときはほとんどの投資商品の価値が下がったりしました。

この年は超有名な投資信託運用会社すらマイナス運用で終わってしまいました。

”優秀な投資信託”って肩書きは参考程度にすべきで、
それを完全信用してはいけないと思います。

いくら優秀でも世界不況には絶対勝てません。

さらに、運用実績を見る時に注意してほしいのが・・・
過去数年間で見るってこと。

これは要するに、過去1年の運用実績だと
運が良かっただけの投資信託もありうるからです。

たとえば野球などのスポーツでいうなら・・
1年目はめちゃくちゃ活躍したけど、
2年目以降はサッパリなんて例もあったりまします。

イチローのようにすでに数年間に渡って、
好成績を残している投資信託なら、
「今後も安心できるな!」
ってことで購入に踏み切れるはずです。

なので、
運用実績を見る時は必ず過去数年間を見るようにしましょう。

あと、それとの兼ね合いで新規参入投資信託もあります。

1年前に出来たばかりの投信などです。

これだって、私は避けます。
なぜなら、その先活躍してくれるかわからないからです。
たとえ、去年大活躍してもそれを鵜呑みにはしません

郵便局や証券会社の窓口で投資信託を買ってはいけない

投資信託の販売窓口員はアホと思っておこう

投資信託をどうやって選べばいいかわからない人は
とにかくオススメの投資信託を人から聞こうとします。

あるいは郵便局や証券会社の窓口に行って、
「投資信託買いたいんですが、オススメありますか?」ってなります。

基本的にこういう企業の窓口は
自分らの利益になる投資信託を売ろうとするので、
親身になって私たちの相談に乗りません。

私が販売窓口だとしたら、販売手数料がめちゃくちゃ高い投資信託を勧めます
なぜなら給料が上がるからです。
歩合制なので、企業が儲かる投資信託をたくさん売ればそれでいいです。

お客さんがどうなろうが知ったこっちゃないです。

「え~そんなのアリ!?」
って思うかもですが、世の中そんなものです・・・
本当にイヤになってきますね。

なので、企業のカモにならないようにするには、

自分で勉強して、投資信託の真の選び方を知ることが必要。

投資信託の真の選び方と言っても難しいことはなく、
私のサイトで書いてることを理解すればほぼOKです。

さらに言うと、
窓口の販売員は投資信託の中身をあまり知らない人が多いと私は思ってます。

どうせ販売マニュアルがあってそれに沿って売り文句言ってるだけなんだろうな・・・って思います。

「販売者は投資信託についてのプロだ」
って思ってる人がいるかもしれませんが、
ハッキリ言ってほとんど知らない・・・
そんな人にネジられるのは私はイヤすぎます。
逆に販売員を質問責めにしてひねってあげたいところなんです。

とりあえず、
企業の窓口販売者はアホだ
ってイメージを持っておきましょう。

まったく頼りになりませんし、参考になりません

そう思っておくだけで窓口販売に頼ろうとすることはないはずです。

 

最後に

投資信託の数はめちゃくちゃ多い!

投資信託を始めよう!って思っていろいろ探してみるんですが、
初めての人はこう思うはずです

「投資信託の種類が多すぎて、どれを購入すればいいかわからない!」

そうです。
投資信託の数自体が多すぎるんです
現在投資信託の数は3000弱あります。

その中から購入するものを1つ選ぶのは難しいに決まってます。

でも知っててください!
投資信託には優秀なものと優秀じゃないものがあります。

そして、このページで書いたように優秀な投資信託を選ぶ基準はすでに出来上がってます

その基準通りに選べば、
悪い投資信託に当たる可能性は限りなくゼロに近づきます。

世の中には3000近くの投資信託があるから、
中には良くない投信を購入しちゃう人もいます。

そういう人っていうのは、”選び方”を知らないだけです。

何十万何百万っていう大金を投じるわけなので、
最低限の選ぶ基準くらいは確実に知っててほしいんです。

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