アメリカ経済の急速な減退予測

   

アメリカ経済の急速な減退予測

今後の相場展望でまだ、始めて3カ月程度だと思いますがすべて、結果が出ていると思います。

その状況を目の当たりにして、先生、これから買ってもいいですか?

という質問をよくいただきます。

 

構いませんが自己責任でお願いしますね。

ということは、そのときにいつもお話をしています。

私が推奨をするときというのは、案外リスクが少ないときに推奨をしていますので、推奨した銘柄が注目を浴びている現在、リスクは高騰する前と格段にリスクは上がっていますので、ご注意ください。

そういった方に朗報は、この後、最新の推奨銘柄をお話しますのでそれにご期待ください。

 

■ユーロドル

この通貨ペアの買いの根拠というのは、GDPの数字でした。

予想通りユーロドルの買いを推奨した後に爆上げ!(関連記事)

では、その推奨したときと比べてこのGDPの数字がどうなっているかを検証していけば、今後、どういう風にポジションを維持したらいいのか、という結論が出ますよね。

 

まず、ユーロのGDPに関しては年初の1.2から1.5に上昇しました。

アメリカのそれは、3.5から0.2と低下しました。

 

これは、今、現在のGDPの数字になります。

 

今後の予想としては。

 

まず、ヨーロッパになりますが、最近、ドイツ国債の急騰が市場の話題となりました。

これについて、みなさん、わかったような解説をしている方が非常に多いのですが私からみるとこの現象に関してわが意を得たりという解説はどこにもありません。

 

私の個人的解釈は、基本的にはファンドマネージャーやプロの投資家というのは株式を買ったら、債券を売るという片建てというポジションをとるのではなく、両建てのポジションを必ず取ります。

 

株と債券の売買は常に反対方向のポジションをとります。

つまり、ECBの量的金融緩和によって株価が上昇するのは当たり前です。

株買いのポジションはどの投資顧問会社も作っているでしょう。

となると自動的に債券は売りになります。

その債券のポジションをショートカバー、要するに日本語でいえば踏み上げてできた現象だと思います。

 

ヨーロッパで金利が下降するのは、どの国でも一緒ですが景気回復期に金利が低いことはその回復を助けます。

しかし、この時期になると、毎年問題になるギリシャ問題。

これが、景気を押し下げると思われます。

 

ですから、ユーロは成長も低下もないだろうな、と思っています。

あるとしても若干の低下であろうと考えています。

 

一方でアメリカのほうは、深刻です。

3.5パーセント成長が0.2パーセント成長に訂正されたのに、株価は下がらない、金利は安いまま。

前にも申し上げた通り、この状態ではイエレンさんがヒステリーを起して当たり前です。

なぜ、ドル円相場は円高、ドル安にならないのか?(過去記事)

まず、今後株価がもっと下がる可能性が高い、ということ、金利が上昇すればやはりマイナス。

そして、今回のGDPは速報値になりますから、今後、修正値、確報値が出てきます。

さらに、個人的にはマイナスになる可能性が高いと思っています。

 

ということは。

等号、不等号で表記をすると。

ヨーロッパの成長は維持か多少の減退>アメリカは更なる減退

と表記することになります。

 

ということは、ユーロドルの買いは維持になると思います。

テクニカル的には1.15までは戻ると思いますが、今回のような急騰ではなくゆっくり、徐々にという形になると思います。

投資信託の話で言えば、SBI資産設計オープン(資産成長型)よりもマネックス資産設計ファンド育成型のほうに投資していたほうが資産は増加していくと思われます。

スイス円の買い

スイス円の買いの根拠はリスク回避、リスクオフが材料としての材料でした。

スイスフラン対円は今が買い時か(過去記事)

 

私としては、もっと時間がかかると思っていたのですが予想以上に早い結果になったことに少々、びっくりしています。

もともと、このスイス円の買いはテクニカルからものすごくいい形になっていることに着目して材料を調べたという結果になっていますので、当然といえば当然の結果なのですが。

 

とにかく、このスイス円買いに関してはアメリカの利上げを睨んでの買いでしたので、アメリカが利上げをしたときが手仕舞い場所になります。

 

ですから、買い方針は何も言わずに買いです。

 

このテクニカルの形は、こんなものでは終わらないと思います。

現行の水準というのは、テクニカルでみれば高すぎるという観点になります。

できれば、もう少し下がったところを買いたいものですね。

 

■ゴールドの買い

これを推奨した理由は、世界的な量的金融緩和によって、全世界の通貨発行量がリーマンショック前と比べて5倍程度になっていることが根拠になります。

ゴールドは上昇するか?(過去記事)

 

徳川吉宗の享保の改革、新井白石の改革も結局、江戸幕府の財政難から当時の金貨に不純物を混ぜ、通貨発行量を増やした政策になります。

 

現代の経済学では、当然の帰結になりますが、吉宗も白石もその後の物価上昇に悩まされ結局、改革は失敗に終わります。

 

このように、日本では江戸時代から不景気なときは通貨発行量を増やし、それで景気の下支えをするというのは常套手段でした。

それを、ケインズ政策、ニューディール政策というようなアメリカが100年程度前の経済学を披露してから日本の経済学は全く見向きもされなくなりましたが、実は日本の経済学は非常に優秀なものです。

 

話がそれましたが、つまり、通貨の世界はレートはその通貨の絶対的価値ではなく、相対的価値になります。

ドル円レートというのはアメリカドルが存在して始めてレート表記できるものであって、日本円の絶対的価値基準はありません。

 

絶対的価値基準というのは、株価のように、その企業の価値を表記するものです。

通貨は比較対象があって、初めて値段が表示されています。

 

つまり、通貨は相対的表記なので、絶対的価値では表記されていないのです。

ですから、通貨発行量が全世界で5倍になっているのに、相対的価値ですので、その価値が下がっていることにみなさん気づいていないのです。

 

通貨に変わる実物資産の代表格といえば金です。

通貨発行量が5倍に増えてのこの値位置はまだまだ安いと思います。

 

■まとめ

ほかにも推奨した記憶はありますが、他はおいおい書いていきます。

記憶にあるのはこれだけのような気もします。

 

株は個別銘柄を何も推奨していないはずです。

だって下がると思っているのに、みなさんに推奨するのは失礼でしょう。

 

ただ、銀行株、金融関連株の推奨は株価が底をつきそうなときに推奨をすると思います。

今は、株は眺めているだけか、売るか、の選択しかありませんと思います。

 

また、トルコリラについても聞かれることが多いです。

私は個人的には当分買えません、と思っています。

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