これから円高の時代になるのか!?

   

日本経済の場合

いつも、いつも聴講、拝読をしていただきありがとうございます。
これからお話することは何度も聞いているので、もう聞きあきたと言われる方もいらっしゃると思います。

もちろん、そのことはよく存じ上げていますが、私はたぶんみなさんよりは年齢が上ですし、私もこのようなセミナーや文章をいつまでも書くかはわかりません。

ですから、みなさんが老後を不安なく暮らせることに対して少しでもご協力できればいいな、と思うのです。

そのときに、私がしつこく、しつこく何度も繰り返してきたことを思い出せば、一人で私が言ったことを思いだしその基本通りに投資行動に移せば、儲けることはできないかもしれませんが、大けがはしなくて済むと思います。

初心者の方には、何度も繰り返しますが。

投資というのは、基本的に元金が減らなければチャンスはいくらでもあるのです。

ですから、若い方々は投資を一攫千金のチャンスととらえがちになりますが、若い人もお年を召された方もこれは一緒です。

所詮、投資など、元金を減らさなければいくらでもチャンスはあります。

これは、投資を始めるにあたっての鉄則になります。
よく覚えておいてください。

■世界はみなさんが生きている間は成長し続けるだろう

マスコミ、特に日本のマスコミは大暴落が大好きです。
なぜなら、マーケットが暴落すると新聞、雑誌などの購買部数はあがり、テレビの視聴率があがるからです。

極めて自分の都合しか、考えていないということを肝に銘じてほしいと思います。

しかし、人間という生き物は常に成長を望む動物です。
世界には、今の統計によれば70億人の人がいるそうです。

その70億人の人のそれぞれの人が、成長し、自分を高めたいと思っています。
より豊かな暮らしをし、より自分が成長し、より充実した生活をしたい、と思っている限り世界の成長は続きます。

稀にこれ以上望まない、豊かな暮らしはもうよい、と本気で思っている人は病気ですので、近づかないほうがいいとは個人的には思います。

質素な暮らしでも、物質的に豊かではなくても自分の成長を願わない方はこの世の中には存在しません。

それを願わない人は、病気です。

これは、人間的な本能的な欲求になります。

ですから、みなさんが生きている限りは必ず、世界や日本は成長していきます。

■本当に強い国家とは?

本当に強い国家というのは、どういう国なのでしょうか。

戦前の日本みたいに、物資がなくなったから世界各地に戦争を仕掛け、他の先進国が植民地をもっていたからといって、それに倣って他国を併合するような国なのでしょうか?

私たちはその反省をもとに、今の国家を作り上げてきたのです。

その点、アメリカなどはどうでしょうか?

敗戦国、日本を占領したとはいえ、日本を植民地などにしませんでした。
また、日本に近代国家の理想像を押し付けているという非難の声もありますが、日本に民主主義を導入し、婦人参政権を認め、平和憲法を制定してくれました。

当時の慣行であれば、敗戦国日本はアメリカの植民地になってしまってもおかしくはない状況なのに。
それなのに、アメリカは資金や援助を通して日本が立派な国になるように支援してきました。

世界各国では、特に中東などはアメリカ嫌悪感が広がっているのですが、日本にやったことに対して考えるならばアメリカは今でも世界の大国であることはゆるぎないことだと個人的には思います。

その点、戦勝国の中国などはどうでしょうか。
日本がここまで発展してきたのにはアメリカのおかげというのがほとんどの人の意見だと思います。

そこで、日本がアメリカに倣い中国や南朝鮮を必死に支援をしてきました。
自分たちで言うのもなんですが、中国や韓国がここまで発展してきたのは、日本のおかげといってもよいと思います。

しかし、中国や韓国はその日本を足蹴にし、小馬鹿にしているような態度をとり続けています。
日本の象徴元首を小馬鹿にした韓国の元大統領はなんて低次元な元首と思いますし、反日教育を行って自分の国家体制を守ろうとしています。

おそらく、中国とアメリカの対立は今回のAIIBの問題、シナ海での問題等で対立は激しくなるでしょう。

アメリカ人に知り合いがいる方はアメリカ人の考え方は非常にシンプルだと思うでしょう。
困っている相手を助け、それを援助しそれで将来にわたって莫大な利益を得るというシンプルなロジックです。

戦後の日本も、やはり、中国や南朝鮮を助けたという自負はあると思います。
しかし、恩をあだで返したということに、今現在、なっています。

こうやってみていくと、将来の中国や南朝鮮が有望という見方は一切できなくなります。
私は今、流行りの中国嫌い、韓国嫌い、いわゆる右派ではありません。
左寄りの発想もしません。
でも、今の中国、韓国のやっていることは恨みを買うだけで、何の得にもならないことだと思います。
誰でも、思うことだと思うのですがこういうことを言うと、あまり言うな、と友人から説教されるのですが。
言っていることはおかしいとは微塵も感じません。

本当に強い国家というのは、現段階ではアメリカ、ということになると思います。
日本も強い国家になってほしいと願うのみですね。

韓国や中国が何度も謝罪をしているのにそれを受け入れないというのは日本側にも不徳があったと考えるべきでしょう。
ですから、彼らが許すまで謝罪し続けるのは欧米が言うのは正当なことだと思います。
この日本の態度は世界中が見守っていると思うのです。

■経済学的に強い国家というのは?

ここです。
私がみなさんに本当に伝えたいことは。

経済が強い国家は
① 株高
② 通貨高
③ 金利高
なのです。

これが当たり前のことなのです。
今回アベノミクスが始まった当初は、通貨安、金利安、株高がスタートしました。

実はこの日本経済、これから金利高に向かおうとしています。
金利はおそらくこれから秋に向かって上昇をしていきます。

金利が上昇すれば当然株価は若干の押し目を形成します。

今までの日本経済は、通貨安と、金利安が病巣の一因です。
それがデフレを引き起こしてきました。

もっというならば、金利安がデフレの元凶といっても過言ではないと思います。

その金利、長期金利が底を打った可能性は非常に高いです。

世界の先進国が景気回復のメドがついた

ドイツの金利が急騰したように、アメリカでも日本でも急騰しました。
リーマンショック以降、先進国の金利はすべてゼロと言っても過言ではないくらいの低金利でした。

その余剰な資金が新興国に流れ、新興国バブルが引き起こされました。

今後、先進国の金利が上昇してきたときには余剰資金が新興国から先進国へとアンワイド、逆流し始めます。
となると、金利の高い、オセアニアやトルコ、東アジアは一時的に通貨安、株安になります。

それを見越してオーストラリア中銀は金利を引き下げているのです。
そして、株安、通貨安になったときに金利を引き上げるのです。

■低金利時代の終焉

低金利時代が終焉しようとしている今、日本の円がもう安くなる必要はないのです。

先日、浜田内閣府参与が為替相場は安すぎると発言をしたことが批判をされましたが、浜田参与にすれば当たり前の話です。

日本のデフレ脱却にメドがついてきたので、もう調子にのって円を売るなよ、という投資家に対しての警告のメッセージだったのですが、それを国際ルール違反と喝破する何もわかっていない投資家がたくさんいらっしゃることが非常に残念です。

デフレ脱却と国家収入の増大がアベノミクスの目玉なわけですから、自国の通貨をさらに安くするようなことを目玉にする国家首脳などはいるわけがないのです。

デフレと経済復興にメドがついてきたのですから、国際的な批判を浴びながらも円安に誘導したのですから当初目的の達成ができてきたら円高に誘導をしていくのは当たり前の話です。

前にも書きましたけど、国際的に通貨安競争になって、世界に迷惑をかけたのですから今度は困っている国のために日本は通貨高競争を挑まなくてはいけない場面に来ているのです。

大体、日本人は海外の人間からみれば頭がおかしいと思います。
自分の通貨が安くなって喜んでいるのですから。
日本人には愛国心というもの、自分の故郷を誇りに思う気持ちはないのか?と揶揄されて当たり前です。

自国の通貨が強いのは誇りです。
アメリカ人を怒らせると「アメリカ!アメリカ!」と叫ぶように、ドル高になると喜ぶアメリカ人のように日本人もなってほしいと思います。

もう、円安方向には多大なポジションはもっていてはダメだとは思います
ポジションを解消したほうがいいとは思いませんが、ポジションは軽くしたほうがいいと思います。

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