東芝を買ってはいけない理由

   

東芝の株価が急落をしています。

実は私は、有名なバーゲンハンターでも結構、名前が知られていると思います。
自分がそう思っているだけで、全然認められていないかもしれませんけど。

オリンパス、パナソニックの安値を推奨して今でも保持されているかつてのお客さんからは今でも感謝されています。
オリンパスの虚偽会計問題や、パナソニックの倒産騒動のときも虎視眈々といつ買おうか、と考えていました。

最近では、スカイマークでしょうかね。
スカイマークも推奨だと思います。
しかし、長く、一生もつ株ではないよ、と言っています。
みていれば、わかるでしょう。
スカイマークという航空会社は基本的には中途半端な会社でしょう。

いわゆるLCC、格安航空会社というのが誕生してからは大して安くはないですし、日本航空ですとか、全日本空輸よりも高くはないですけど、安いと言えないような水準の航空運賃ですよね。

今回の企業再生にしても、全日本空輸の支援を受けたと言っても基本的は羽田の発着枠がほしいだけですし、大手銀行も支援したのは全日本空輸が支援するからでしょうね。
そもそも、まともな会社であれば民事再生などしないのですからね。

とにかく、あらゆることに中途半端な会社です。
サービスも航空運賃も。
株式投資をする場合、何をみるのか、といえば、人をみるのと同じで何が他人より勝っているかを見るのです。
そして他人より劣っている部分を、その優位な点でカバーできるか、という点を私は重点的にみています。

そういう観点でみると、優位性と、劣っている部分に何も特徴点が見られないのです。
そういう会社がとても伸び代があると思えないのです。
だから、長くもつ会社ではないですよ、とお話をしているのです。

参考までに、スカイマークの倒産は確か3年前くらいのセミナーで明言をしていました。
今年前半にやはり、先生すごいですね。
と、称賛をされました。
私もみなさんのお役に立てているということで非常に嬉しいのです。

しかし、その中で信用売りを先生の言葉を信じてずっと、やっていたという兵もいたというのはさすがに私もビックリしましたね。

■東芝は超優良企業

株式投資家からみた東芝は、超優良企業です。
トムピータースという作家は昔、エクセレントカンパニーという作品をかつて世に出し、大ベストセラーになりましたが、この著作にはコマツのことをベタほめしていました。

私もこの著作を読んだときは、まだ大学生でしたが、証券会社に就職して実際のコマツをみたとき本当に優良企業なのかな、という思いはありました。
その後、思惑通り、中国で事業に失敗するのですけどね。

この会社も基本的には私的には疑問符なのですが、世間は買いでしょうから、買いと言っています。
という、意味のわからない推奨銘柄なのですけどね。

話を元に戻すと、東芝は超優良企業というのは今でも同じです。
むしろ、エクセレントカンパニーというのは東芝のためにあるのではないのですか、と思います。

■超優良企業だから

倒産ですとか、民事再生のない会社であろうと現時点では思っています。

だから、安く買いたいと思います。
今の400円台の株価などは理論上で納得がいけば、買いますが、全然、下値余地がまだまだありますので買いません。
買うとしても超短期でしか買えません。

■買えない理由

簡単にいえば、信用倍率の問題です。

さっと、見た感じでは、会計疑惑がでたときに信用倍率は15倍ほどでしたが、急落後は8倍くらいになると思います。

これは、ほかの銘柄ならば絶対に内部要因から買いなのですが、東芝の内部要因はこの信用倍率が3倍ないしは、均衡している状態ではないと買えません。

この説明は文章では非常に難しいので割愛しますが、簡単なことをいえば、今の買い残が半分にならなければ、私は買いません。

私が、ファンドマネージャーであれば片で東芝は信用売りします。
そのくらい暴落しやすい地合いなのです。
私はあいにく、短期での利益は望みませんし、ほかの仕事もありますのでその信用売りをしている間にハラハラするのがいやなだけです。
他の人にももちろん推奨しません。
でも、専業でやっているならやるかもしれないな、と思います。

■目標の買いたい値段

300円前半か300円割れでしょう。
そこでの内部要因にもよりますが。

■他の重電メーカーも注意
日立製作所などもこの会計疑惑も問題です。
東芝一社にとどまる可能性は少なくないです。

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