イエレン議長が金利上昇を狙った理由

   

イエレン議長はアメリカ株バブルを恐れている

しかし、イエレン議長の心配は?

イエレン議長は冒頭でも申し上げたように、
アメリカのマーケット金利が安すぎると発言をしました。

しかし、同時にドイツと日本でも長期金利のマーケットが上昇するという効果を生みました。

効果を生み出したのか、意図的にやったのかはわかりません。
しかし、個人的にはアメリカの要請によって日本、ドイツの金融当局が動いた可能性は非常に高いと思います

まず、イエレン議長の心配の一番は・・・
いくらアメリカの利上げが決まったとしても連休明けの低い金利水準では誰も債券を買ってくれないということが挙げられます。

物価上昇が1パーセントの後半で、債券10年物も同じ金利であれば実質の金利はゼロになりますのでアメリカの債券は誰も買いません。
その買わない資金は株式に集中します。

その大量にFRBが発行して新興国に行ったおカネは米国の株式を求めて、アメリカ1国に返ってくる可能性が高いのです。

なぜなら他の先進国は、金利がゼロです。
物価上昇と考え合わせると、それどころか日本とヨーロッパはマイナスになります。
そうなると、新興国にある資金はアメリカにしか行きません。

そうすると、アメリカの株式に一極集中することになります。
となると、アメリカの株式は当然、バブルになります

バブルは発生したら、破裂するのが自然の流れになります。
そのバブルの発生を嫌ったイエレン議長は、金利を上昇させるように誘導をしたのです。

これが、イエレン議長の真意になると思います。
みなさんも世界のマネーの流れが段々つかめるようになってきたでしょうか。

ですから、アメリカの長期金利はまだまだ上昇するといっても過言ではありません。
アメリカ債券バブルは完全に崩壊したと言えるでしょう。

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