投資信託でいう利回りの意味とは

   

投資信託を選ぶときは、出来るだけ儲かるモノがいいと思うのは誰しも同じだと思います。

100万円の資金でおこずかいが毎月1万円入ればいいな、と思う方もいると思います。
毎月のお小遣いが、1万円とすると年間12万円の分配金をもらう計算になります。

投資信託の損益は1年計算

投資信託を友人がやっていて、あの投資信託は資金が倍になったという友人がいるとします。

友人同士では、それでいいかもしれませんが、一般的、ないしは投資信託がいくら儲かったかの尺度はオフィシャルの場では必ず1年でいくら儲かったのかの計算をしなければいけません。

冒頭の友人の話は資金が倍になったのは1年ではなく、10年かかったという話であれば。

10年で100万円の利益を上げたことになります。
ということは、1年当たり10万円の利益になります。

つまり、毎年10パーセントの利益を上げていたことになります。
このように、投資信託の話をあまりよく知らない人に話場合は、必ず1年でどのくらい儲かったかのをお話するようにするとあなたの信用度もぐっとあがるでしょう

利益のことをパーセンテージで表記する

投資信託の1口は100万円であったり、1万円であったり、5000円であったりと、投資信託、ファンドによってまちまちです。

1口が1万円単位であれば大概の人は複数口の申し込みをファンドにするでしょう。
たとえば、1万円ファンドに出資をしたとして、それが翌年、1万5千円になったとします。

5千円儲けたあなたは嬉しいでしょうが、他人からみたらたった五千円か?と思ってしまうのです。

でも、100万円が1年で150万円になったといったらみな驚くでしょう。
さらにそれが一億円の出資だったら、想像しただけで嬉しくなってしまいますよね。

そういった利益のことを銀行預金の利子と同じようにパーセンテージで表記します。
これを投資信託利回りといいます

1万円が、1年で一万五千円になったら、年利50パーセントのファンドということになります。

年利

利回りには貯金には複利がありますがファンドは単利。

金利の種類には二種類あります。
通常の投資信託の金利の計算には単利を採用します。
一方で、複利で有名なのは郵便貯金になります。

年利とは言葉通り、年間の利回りになります。
別の言葉で言い替えると単利ともいいます。
たとえば、100万円を年間2パーセントの年利で運用する場合のファンドは年間二万円の利息が得ることができます。

それを3年間続けると6万円になります。
ここで、よく一般の方は、このファンドは6パーセントの高利回りだと言ったりしますが、個人間ではそれでもよいと思いますが、一般の人は年間6パーセントも運用益があるとみず知らない人は勘違いをすることもあります。

そういった誤解をする場合がありますので、投資信託の世界では必ず、一年間の運用利回りをオフィシャルの場、たとえば、新聞紙上や店頭、インターネットのウェブ上ではいうことになっています。

3年間や5年間の運用成績であったらいくらでもよい成績を残しているファンドは今、現在はたくさんあります。
それを1年間の運用成績というのは、かなり混乱しますよね。

ですから、普段から1年間の運用成績をいうように心がけていくのはとてもよいことだと思います。

投資信託には、信託報酬や、販売手数料等、いろいろな費用がかかります。その中で、預け入れした投資信託の運用利回りというものが、あります。

運用利回りは1年計算

投資信託には、10年で100万円が140万円になったから、運用利回りが40パーセントという方がたまにいます。
自己の計算であればそれでいいと思います。
しかし、投資信託の世界は1年での運用益を考えます。

したがって、上記のような投資信託では、運用利回りは10年で40万円利益を出していますので、10年では40パーセントの利回りになるかもしれませんが、この投資信託の世界では1年運用が基本になりますので、40万円÷10年=4万円になります。

ですから、上記のような投資信託の運用利回りは年4パーセントということになります。

複利

複利とは、利息や配当などを元金に合わせて計算をする金利のことをいいます。
よくいうのは、郵便局の預貯金が複利であるということは有名ですよね。

普通の金利のことを別称、単利都もいったりします。
通常の金利の計算とは100万円で年利2パーセントの金利であれば、年間二万円の利息になりますが、複利の場合はその金利を元金に含めて翌年は102万円に対しての利息がつく計算になります。

ですから、複利の計算は3年間の預け入れをする場合は、
100万円×1.02×1.02×1.02=61280円になります。
単利よりも1280円複利のほうがお得になるということになります。
しかし、基本的には投資信託の利回りは単利になります。

投資信託、株式、貯金、不動産、商品などの金融商品を比べる場合はこの年間の利回りが一番有利なものにお金は集まってきます。
なぜなら、世界の金融市場は年間で何を選べば一番儲かるかを基準に動いているからです。
とても簡単なことなのですが、案外それがわかっていない方が多いものです。

運用利回りと分配金

運用利回りと分配金をよく勘違いをされる方がいますが、運用利回りというのはたとえば、100万円のお金をファンドに預け入れて、その利益金の比率を運用利回りといいます。

しかし、分配金とは、年4パーセントの運用であってそれ以上の運用益が出た場合はファンドを購入して人の口座に振り込むことを分配金といいます。

昨今は分配金があるファンドが人気だそうですが、資産運用なのですから、元金は多ければ多いほど、成績の良いファンドであるならばさらに自分の資産は増えます。
分配金を毎月、ないしは毎年受け取るということは成績のよいファンドであればその分の運用利回りを逃していることになります。

ですから、分配金を配当するファンドというのはそもそも人気のないファンドということです。
本当に実力のあるファンドマネージャーであれば、分配金を配当しなくても勝手にお客さんはついて来てくれます。

この分配金を配当するファンドの対象は、高齢者を視野にいれたものです。
昨今の年金危機により、年金だけでは生活が出来ない人が増えていることがこの分配金全盛の時代につながっています。

ですから、本来の投資信託は年一回の配当でいいのですが1年に一度だけだと生活資金にしている方は困るのでこういうファンドを設計したというのが真相です。
それが、他の年代にも波及したのが今の分配金ファンドです。

毎月、分配金を出すのはファンドマネージャーにとっても至難の業になりますので生活に困っていない方は、配当金だけのファンドを選ぶほうがよいと思います。
年一回配当のファンドのほうが運用成績がいいのは理屈的には当然になります。

投資信託の利回りの見方

運用利回りは名目の利回りで実質利回りではない!

投資信託の運用利回りの見方は、分配金や運用利回りを見て買い求める方が多いようです。
最近は、分配型のファンドが圧倒的な人気を誇っています。

分配金の高利回りは大きな危険が存在!

分配金が多いほどいいですが、しかし、そのファンドを長期にわたって保有する場合、元金を削ってまで分配金に回しているファンドが数多くあります。
元金を減らしてまでも多くの出資を集めたいファンドマネージャーの思惑はわかりますが、将来もそれが続く可能性は限りなく低いです。
無理な分配金を配当するために配当金を出しているファンドはかなりありますのでご注意ください。

費用もきちんと見るようにしましょう

投資信託には各種の手数料や税金がかかります。
まず、販売手数料を購入時に支払います。
これは、安いほうがいいですよね。
参考までに欧米の証券会社等々で販売しているものにはこの手数料はかかりません。
それと、信託報酬、いわゆる運用益が出た場合のファンドを運営する人たちへの報奨金があります。
また、そのファンドを維持するための費用もかかるファンドも存在をします。
それと、これは一律に税金です。
キャピタルゲインを得た場合にはそのキャピタルゲイン税、分配金にはそのインカムゲイン税、そして諸々の手数料には必ず消費税が発生します。
こうやって、考えて行くと税金は誰にも平等にかかりますので、これは除外するとして、成功報酬や販売手数料はよく見なければなりません。

SBIファンドバンクの実質利回り

要するに、ファンドにはいろいろな手数料がかかり、その費用はファンドによってそれぞれになります。
金利は、実質金利と名目金利がありますが、この意味は名目金利とはその数字での金利、実質の金利とはインフレ率を除いた金利というのが一般的になります。
このように、いくら分配金や運用利回りが高くても費用で換算をしていくと結局、大した運用成績にならないファンドが多数あります。
そこで、SBIファンドバンクでは実際、自分自身が手にするお金を計算した実質利回りを発表しています。
やはり、手元に残るおカネが一番、みなさんにとって一番大事なものですので実質の利回りは本当に大事なことです。

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