勘違いしてませんか?運用利回りの正しい理解の仕方

   

ファンドの運用利回りは、自分の買った基準価格が基準ではない!

投資信託には基準価格というものがあります。
その基準価格というのはその投資信託、ファンドの1口当たりの値段になります。
つまり、1口当たりいくらするか、という実質の「販売価格」となります。

利回りと基準価格

基準価格に対してその応募数を掛けたものがそのファンドの純資産になりますが、投資家に公表されるのは、そこからファンド、投資信託にかかった費用を差し引いたもので、それが純資産になります。

ですから、1口当たりの基準価格から応募総数を類推することができ、そのファンド、投資信託の人気をうかがうことができます。

そしてその基準価格に対しての運用利回りがありますが、そこでの誤解が多いようなので記しておきます。

自分が出資した金額がその運用基準になるのではなく、そのファンドの年度初めの額がその運用利回りになります。

オープン型ファンドの場合、そのファンドに対しては、自由に出資をしたり、解約をすることができますので4月のスタートの基準価格が1万円の場合、その年度の3月まではその基準価格が運用利回りの基準の価格となります。

たとえば、6月に基準価格を確認をしたところファンドの基準価格が12000円に値上がりをしていたので買い増しすることにしました。

その場合、運用利回りは、12000円からではなく、その年度が終わる3月までは10000円からの運用利回りの計算になります。

ですから、3月の年度末時点での基準価格が14000円の場合、12000円から2000円アップの利回りではなく、年度初めの4月の基準価格の10000円から4000円アップの利回り40パーセントというのが「運用利回り」になります。

そして、新年度からは基準価格が14000円からその年度の運用がスタートします

みなさん、よく自分が買った価格での運用利回りをお考えになりますが、その投資信託、ファンドの運用始めの月からの計算で利回りは確定しますのでお間違いないように。

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