【対応済み】「手数料無料」のノーロード投信、まさかの注意点は?

      2016/11/30

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投資信託に興味を持ち、調べていくとわかるのが「購入時手数料が無料の投信」があるということ。こんなに美味しいハナシがあるのか? 何かデメリットが隠れているのではないか? と考えてしまいますよね?

ノーロード投信も立派な投資信託ですが、たしかにいわゆる「初心者ホイホイ」を狙っている一面もあります。 投資信託のコストは購入時手数料だけではありませんし、トータルでローコストな投資信託を選ばなければ意味がないということを、詳しく書いていきたいと思います。

投資信託の手数料3つ

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販売手数料
投信を購入する際にかかる手数料。概ね1.05~3.75%程度が一般的です。この販売手数料が0%(無料)のファンドをノーロード投信と呼びます。この手数料は購入時の一回だけです。

信託財産留保額
ファンドの解約時にかかる手数料です。概ね元本の0.5%程度が一般的ですが、無料のものもあります。信託財産留保額がかかるのは一回だけです。

信託報酬
投信を運用するためのコストです。ファンドにより違いがあり、概ね年0.5%~3%程度となっています。ファンドの運用報酬ですので「毎年」必要です。

引用元:http://www.toshin-guide.com/colum/0910_noload.html

上記のように、投資信託の手数料には3つあります。「信託財産留保額」「信託報酬」そして議題の「購入手数料(販売手数料)」の3つです。

ネット系証券会社でラインナップされている「手数料無料の投信」は、この内の「購入手数料」のみが無料ということです。全部が無料というわけでは当然ありません。(そんな投信があれば欲しいです。)

購入時手数料「無料化」は、今後増えていく

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「手数料が無料」な投資信託があるなんて、調べなければ! というのは、最近になって投資信託をはじめる方はみな通る道ではないでしょうか。少し疑って見たくなりますが、決して「いかがわしい」ものではありません。

購入時手数料無料(ノーロード投資信託と呼ばれる)をどこが最初に始めたのかは知りませんが、近年、ネット系証券会社で広がりを見せています。従来の証券会社とは違い、ネット系証券会社はコストを削減しているためノーロード投資信託でも採算が取れるようになっているという仕組みです。(ネット系証券会社は店舗もいりませんしね。)

今後はさらにネット証券が力をつけると同時に、「昔は購入時手数料をとられたよね。」というような時代になっていくかもしれませんね。

購入時手数料が無料なのはなぜ?

  • ネット系証券会社はノーロード投資信託でも採算が取れるから
  • したがって、いかがわしいものではない

初心者はセールストークに惑わされない

手数料無料のノーロード投資信託は響きがいいので、どうしても初心者が購入してしまいがちです。そして、「投資信託の数はとても多くて選べない、だからノーロードの投資信託から選ぼう」という考えになってしまうのもわかります。

もちろんそれも悪くはないのですが、注意点もあります。

トータルコストが大切

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手数料無料といっても、「すべての手数料が無料」というわけではありません。上記の通り「3つある手数料の一つにすぎない」という点に注意しましょう。購入時手数料は無料だが、信託報酬が高額というような商品は論外です。

長期投資を前提に

購入時手数料は一番はじめにかかってくる手数料なので、これを無料にすると「投資信託を初めて買う初心者」がとっつきやすい。しかし、もともと投資信託は「長期投資」を前提として購入する商品です。たまたま選んだ投信がノーロードだったのならばいいのですが、「投資方針」を忘れてノーロード投信を買っているようでは、本末転倒です。

「かさみがちなコストは」信託報酬

投資信託には、3つの手数料があるというのは上記のとおりです。そのなかでも、一番コストがかさみがちなのはズバリ「信託報酬」です。これは、他の手数料とは異なり、「所有している間ずっと払い続けるコスト」となります。

「購入時手数料無料」を過大評価しないようにしましょう。

手数料無料の注意点は?

  • 購入時手数料は無料でも、それ以外の手数料に注意すること
  • 信託報酬が多い投資信託は、ノーロードでも高コスト
  • ノーロードだからという理由で投資すれば、本末転倒

手数料を最小限にするには

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「買いたい投資信託がたまたまノーロード投資信託」だった方は、なんの問題もありません。でも、購入時手数料が高い投資信託が欲しくなった場合は、その影響をなんとか少なくしなければなりません。ここでは、「購入時手数料が2%」の商品を例に考えていきましょう。

手数料を稼ぐのはとても大変

この「手数料2%」という数字は、どのように見ればよいでしょうか? 答えは「ものすごく大きい」です。仮に投資信託を一年で売却した場合、その投信の運用で2%以上の利益をあげなければトントンにもならない計算です。

そして、投資信託の運用で年2%以上の利益を出すのはものすごく大変です。そのような投資信託ももちろんありますが、かりに10%の利益が出ていてもそこから2%分のコストが確定しているわけです。これは美味しいことではありません。

やはり長期投資しかない

上記の読むと「やはり投信は手数料無料がいいな」と思ってしまいがちですが、そのようなことはありません。

ここで思い出してほしいのは「購入時手数料は一度きりのもの」ということです。2%の購入時手数料の投資信託を一年で売却した場合「年に2%のコスト」ですが、20年間保有した場合はどうでしょうか? このように考えれば、購入時手数料の影響を限りなく少なくできます。

もともと、投資信託は長く付き合えるものを選ばなくてはなりません。ノーロードがいいからと妥協して手数料無料の投資信託を買うよりは、「いい投資信託をずっと持ち続ける」ほうがカシコイ選択なのです。

購入時手数料の考え方は?

  • 購入時手数料の無料はありがたい
  • なぜなら、それをリターンで取り返すのは大変だから
  • 長期投資をすれば購入時手数料の影響を少なくできる

まとめ

いかがでしょうか? 投資信託選びはややこしく感じてしまいがちですが、よい人生を送る手段として投資するならばしっかりと考えて投資しなければなりません。

「ノーロード投信をなにも考えずに買う」ことはオススメしません。上記があなたの投資信託選びの参考にしてください!

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