信託報酬とは別の投資信託保有中コスト

   

ある程度投資信託のことを勉強したことがある人はファンドを保有中に信託報酬と言う手数料コストがかかるのをご存知かと思います。

しかし、投資信託によってはこの信託報酬以外にも保有中にかかるコストが経費としてかかっている場合があります。

それは株式保管費用と呼ばれるものです。主に外国の株式を組み入れている投資信託によくあることですが、現地で保管されている株式にも毎日費用がかかるのです。

気をつけたいのがこの保管費用が信託報酬に比べて異様に大きい場合があることです。

信託報酬が1 %台とまずまずの数値であるのに、この保管費用が2パーセント台だったなんてこともあります。

そんなの運用報告書を見ればすぐに分かるのではないかとのでしょう。

しかし多くの個人投資家が投資信託の保有中コストは信託報酬だけだと言う認識しか持っていないため、外国株式を保有しているときにかかる保管費用の部分を見落としてしまのです。

ですのでいくら信託報酬が安いといっても保管費用が思いのほか高くて全体としての手数料コストが4パーセント台になってしまうなんてケースも十分にあり得るのでそこはしっかりと注意を払っておきましょう。

ちなみにアメリカの場合、信託報酬と保管費用などを合わせた保有中のコストの経費率というものを算出した上で投資家に公表しています。

この2つを合算した全体としてのコスト率がわかれば投資家も購入するかどうかの判断がしやすいはずです。
日本ではこのルールがまだ整備されていません。
このことからもやはり日本の投資信託の情報開示制度はまだまだ不十分であるということがわかるかと思います。

 - 投資信託購入体験談